トースターは小型で片手で持ち運びができるため、燃えないゴミとして処分しても問題ありません。しかし、「小型家電リサイクル法」など環境保護のためにリサイクル関係の法律ができて、何を捨てるときは確認が必要です。
今回は、トースターの処分方法を4つご紹介します。
目次
トースターは、「小型家電リサイクル法」に指定されている製品です。「家電リサイクル法」で指定されている製品とは異なり、「小型家電リサイクル法」で指定されている製品は、自治体が処分の仕方を決めています。
「小型家電リサイクル法」とは正式名称が「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」で、家電に含まれる有用な成分を取り出し再利用するための法律です。小型家電から金・銀・銅のほかレアメタルが採取できるため、リサイクルを推奨しています。
もしお近くに小型家電ボックスがあれば利用できるかもしれません。ただしボックスの口に入るものだけが対象です。ボックスの口は自治体によって異なります。例えば愛知県名古屋市の場合は、ボックスの入れ口の大きさが縦15cm×横40cm×奥行25cmです。
トースターはこれより少し大きいものが一般的ですから、利用できない可能性が高いです。また、レアメタルなどの金属はトースターからはあまり採れないので一般ゴミとして回収する自治体が多い傾向にあります。お住いの自治体に問い合わせるか、公式サイトで確認してください。
トースターは安いものなら2,000円くらいで購入できるため、壊れたから買い直すというより、汚れたから買い直す人が多い製品です。比較的壊れにくい家電ですが、気持ちよく利用するために比較的買い直しをすることが多い傾向です。
そこで古いトースターをどのように処分すれば良いのかと悩んでいる方のために、できるだけ簡単なトースターの処分方法を紹介します。
前述したように自治体によって処分の仕方が異なります。大きさによっては粗大ゴミとして処分が必須ですが、粗大ゴミの定義も自治体によって異なるので確認が必要です。
地域によっては、最大辺が30cm以上、または50cm以上のものを粗大ゴミと定義しています。オーブンタイプではないトースターは一般的に30cm未満ですが、オーブントースターは小さいタイプでも幅が35cm程度です。
そのため、オーブントースターは粗大ゴミとして扱っている自治体が多い傾向です。粗大ゴミの行政サービスによる捨て方は次の2種類です。
「粗大ゴミの捨て方」
処理工場は、郊外にある場合がほとんどで車の利用が必須です。行政による運営ですから土日祝日は閉鎖されています。自治体によっては、月に1度日曜日に開館している場合もあるので市役所にお問い合わせください。
持ち込みの場合は、事前に予約が必要です。また行政によっては市(区)役所に行って書類を用意する必要があります。ご自身の都合に合わせて、自由に持ち込みをすることはできません。
次に戸別収集の方法を説明します。戸別収集の場合は、あらかじめ予約が必要です。行政に電話またはネットで予約を入れ、粗大ゴミ処理券を近くにある指定店で購入しトースターに貼り付けておきます。
指定日になったら指定された場所(ほとんどの場合、家の玄関脇など)に、朝8時までに排出が一般的です。前夜のうちに出しておきたい人もいらっしゃるかもしれませんが、前夜に出すことは禁じられています。
「récolte (レコルト)」や「cuisinart(クイジナート) 」など、憧れる人も多いおしゃれなメーカーのトースターならフリマアプリを利用して出品すれば収入になります。ただしフリマアプリで出品して購入したい人が見つかった場合、梱包をして配送する必要があります。配送費など出費や手間などとのバランスを考え、出品しましょう。
また調理器具なので、清潔さもポイントです。配送するときに内部に汚れが残っていないか注意してください。あまり汚いと配送後にトラブルになる可能性があります。
配送が面倒な場合は、近くまで取りに来てくれる人限定にしても良いでしょう。
配送や梱包が面倒な方は、近くにあるリサイクルショップで買い取ってもらいましょう。しかし、一般的な安いトースターはニーズがありません。そのためわざわざ持ち込んだとしても、買い取ってもらえないかもしれません。
前述したような「récolte」や「cuisinart」といったおしゃれなメーカーの製品や国産品でもワンランク上の高価なモデルなら、買い取ってもらえる可能性があります。どちらにしても内部をきれいにして「美品」と呼ばれるレベルまでにすることが必要です。
長年使って取れない焦げ付きがあると、買い取ってもらえないので、ていねいに汚れを取り除いて持ち込んでください。もし歩いて5分もしない場所にあれば、念のために持っていかれると良いかもしれませんが、わざわざ電車や車を利用して持っていっても無駄足になる可能性があります。
引っ越し間近ですぐに処分したい方や、整理していたらそのほかにも処分したいものがいろいろ出てきた方には、民間の不用品回収業者がおすすめです。自治体で処分費用に比べると民間の不用品回収業者の費用は高額ですが、メリットはたくさんあります。
不用品回収業者は、土日曜日や祝日、仕事が終わってから夜遅くでも自宅まで回収に来てくれるのが魅力です。そのほかにも処分したいものがあれば、パック料金などリーズナブルなプランを利用できます。
ただし不用品回収業者の中には、悪徳業者もいるので注意が必要です。ポストにチラシを投げ込んで「無料で回収」と書いている業者や町内をトラックで回ってスピーカーで声高に「無料で回収」などという業者を信用するとトラブルになる場合があります。
すぐに処分してもらえることがメリットの不用品回収業者ですが、選び方を間違えると高額な料金を請求されるといったトラブルに巻き込まれます。以下の2つのポイントを参考に、信用できる不用品回収業者を選びましょう。
「業者選びのポイント」
トースターやオーブントースターを手間をかけずに、お得に処分したい方はKADODEにお任せください!KADODEは電話受付も作業も24時間年中無休で行っています。
もちろん深夜や早朝、どのような時間帯でもお客様の都合に合わせて回収に伺うため、忙しい方も簡単に日時設定ができます。トースター以外にも不用品が多数ある場合は、リーズナブルなパック料金の利用がおすすめです。
軽トラック積み放題より少量の1㎥のカゴ車パックもありますから、お問い合わせください。KADODEでは、買取も行っています。もし状態が良ければ買取をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
トースターの処分方法をご紹介しました。トースターの処分方法は次の4種類です。
「トースターの処分方法4選」
すぐに負担なしで処分をしたい場合は4番目の不用品回収業者への依頼がおすすめです。ご自身の目的や状況に合わせて選んでください。
不用品回収例
など、様々な不用品処分に
ご活用いただけます。
スタッフからのコメント
トースターや洗濯機といった不用品をまとめて処分したいとご依頼いただきました。家電は自治体で回収を行なっていない地域もあり、処分するにも手間がかかります。KADODEをご利用いただければ、スタッフが運搬から廃棄まで行うのでお客様にお手間をかけることは一切ございません。