電子レンジを新しく買い替える際に、面倒なのが不要になった電子レンジの処分。
しかし、ゴミとして電子レンジを捨ててしまうのは、もったいないと感じたり、各自治体によっては、不燃ごみとして処分できるところや、粗大ごみとして処分しなければならないので、処分方法が面倒な家電でもあります。
そこで電子レンジを買い替える際や、不要になった際に、電子レンジを引き取ってくれたり、買い取ってもらえる家電量販店や処分方法を紹介していきます。
目次
電子レンジを処分する方法は5つあります。その5つの処分方法を1つずつ紹介していきます。
もう使用できない状態だと、話は別ですが普通に使える状態の電子レンジなら少しでもお金にしたいですよね。
近年、インターネットの普及によりリサイクル市場もオンライン化が進んでいます。
そのため、店舗に比べて見る人、つまり買い手が多いのがオークションサイトやフリマアプリです。一例として、ヤフオクやメルカリ、ラクマといったサイトやアプリがあります。
値段も自分で決めるため、納得して売却することが出来ます。
上記のオークションサイトやフリマアプリで売却に少し重複しますが、リサイクルショップで売却するのも一つの手です。
オークションサイトやフリマアプリでは、売却できた際に自分で梱包をし、発送する手間があります。リサイクルショップは引き取ってもらいたい商品を持ち込めば、買い取ってくれるのでその手間はありません。
しかし、5年以上前の型番だと買取価格が付かず、買取を断られてしまうなど値落ちが激しいのも特徴です。
家電量販店は、買い替えの際に下取りをしてくれて、下取り金額を購入金額から値引きしています。値段が付かない電子レンジでも無料で処分してもらうことが出来ます。
店舗によって条件が違います。下記に店舗ごとの条件を記載しておきますので参考にしてください。
壊れて値段がつかない電子レンジもあると思います。これは、家電量販店であれば買い替えの際に無料で下取りしてもらえる可能性があります。
買い替え以外や、家電量販店以外で処分をしようとすると処分費用がかかってしまうので、必ず買い替えの際に、家電量販店で無料下取りが出来るか確認しましょう・
手間を一切かけたくないという方は、不用品回収業者に依頼しましょう。ただ、単品回収だと割高になってしまう場合が多いので、不用品が電子レンジ以外に何点かある方におすすめです。回収する際は、家まで来てくれるので、手間は一切かかりません。
もし、不用品回収業者に依頼しようと考えている方がいらっしゃいましたら、買取も同時に行っている業者に依頼しましょう。
電子レンジは、粗大ごみもしくは、燃えないごみとして処分することが出来ます。
自治体によって、粗大ごみとするのか燃えないごみとするかは違いますので、お住いの各自治体に確認しましょう。
粗大ごみとして、引き取りしてもらう場合は以下の手順になります。
まずは、回収してもらいたい旨を伝えるため、自治体指定の連絡先に粗大ごみ回収の申し込みをします。
処分するには、粗大ごみシールを購入する必要があります。購入先や金額は各自治体によって異なります。
粗大ゴミシールに氏名など、記入事項がありますので、記入し電子レンジに貼り付け、指定日に電子レンジを出します。
燃えないごみとして、出す場合は以下の手順になります。
自治体が指定しているごみ袋に電子レンジを入れます。
自治体指定の収集日に電子レンジを出します
値段が付かなかった電子レンジを処分する際は自治体に依頼すると、手間はかかってしまいますが、処分費用は、家電量販店などよりも圧倒的に安くなります。
自治体に引き取りしてもらう | 500円~1,000円 |
---|---|
ヤマダ電機で買取・回収してもらう | 最大2,000円で買取、1,000円で回収 |
ケーズデンキで引き取り | 2,200円 |
ノジマで買い替え下取り | 2,000円 |
エディオンでリサイクル | 550円 |
ビックカメラで買い替え無料下取り・リサイクル | 5,500円以上の購入で無料下取り、1,958円 |
ヨドバシでリサイクル回収 | 550円~4,400円 |
ノジマで買い替え下取り | 2,000円 |
ジャパネットで買い替え下取り | 下取り対象商品の購入で、3,000円~5,000円で下取り |
ジョーシンで引き取り・リサイクル | 550円で引き取り・1,958円でリサイクル |
不用品回収業者に引き取りしてもらう | 無料~3,000円 |
粗大ごみとして電子レンジを処分するのにかかる費用の目安は東京都を参考にしています。
ヤマダ電機は、製造年月が新しい電子レンジなら買い取ってもらえたり、古い電子レンジでも有料で回収してくれるサービスを行っていますので、どういった条件で買い取ってもらえたり、回収してくれるのか確認していきましょう。
ヤマダ電機の家電買取では、買い替えをしない場合でも、買取をしてくれるのが特徴です。
「買取条件」
「注意事項」
電源が入らない電子レンジでも10円で買取可能な場合がありますので、お近くの店舗または、販売員に相談してみると良いでしょう。
参照元:ヤマダ電機
ヤマダ電機は、電子レンジの買取だけでなく、不要な電子レンジを含む小物家電の回収も行っています。
回収方法は、ご自宅まで伺う訪問回収と、店舗に自分で電子レンジを持ち込んで回収してもらう2つの方法がありますが、訪問回収の場合、別途料金が必要になりすので、お近くにヤマダ電機の店舗がある方は、店頭に持ち込んで回収してもらいましょう。
「小物家電回収の条件と費用」
参照元:ヤマダ電機
ケーズデンキでは、使用済み電子レンジでも、リサイクル推進のために引き取ってもらうことが可能です。
ではケーズデンキの引き取り条件を見ていきましょう。
「引き取り条件と費用」
自宅訪問で電子レンジを引き取ってもらう場合、出張料金がかかるので、お近くに店舗があれば、店頭で電子レンジを引き取ってもらいましょう。
参照元:ケーズデンキ「家電リサイクル」
エディオンでは、電子レンジなどの小型家電のリサイクルを限定した店舗で行っています。
「リサイクル条件と費用」
「注意事項」
電子レンジを含む小型家電のリサイクルは、エディオンのフランチャイズ店舗では行っていません。
エディオンの店舗検索で小物家電の表記があるところは、リサイクルを行っていますのでエディオン店舗検索からお近くの店舗の対応状況をご確認ください。
参照元:エディオン小型家電リサイクル
ビックカメラでは、下取りに出したい商品と同じ商品を購入した場合、無料で不要になった商品を下取りするサービスがあります。
ではどういった条件で下取りしてもらえるのか見ていきましょう。
「無料下取り条件」
つまり電子レンジを買い替える際に、税込合計で5,500円以上の電子レンジを店舗で購入すれば、不要になった電子レンジを処分できるというわけです。
ビックカメラは、小型家電のリサイクルも行っており、電子レンジをリサイクルに出すことができます。
既定のサイズを超えない限り、段ボール箱に対象品目を何点でも入れることができますので、電子レンジ以外に処分したい小型家電がある方にとっては、とても便利なサービスです。
「リサイクル条件と費用」
このサービスは年中無休で行っていて、最短で翌日に回収もしてくれます。
参照元:ビックカメラ「パソコン・小型家電リサイクル」
ヨドバシカメラの小型家電リサイクルは、3辺の合計サイズと重量で料金が決まります。
回収料金 | 3辺合計サイズ・重量 |
---|---|
550円(税込) | 100cm以下かつ10kg以下 |
1100円(税込) | 150cm以下かつ20kg以下 |
2,200円(税込) | 240cm以下かつ30kg以下 |
4,400円(税込) | 340cm以下かつ50kg以下 |
360cm以下かつ70kg以下 |
スチーム機能やオーブン機能がない電子レンジなら550円~1,100円で回収してもらうことができるでしょう。
回収方法は、自分で店舗に持って行く方法と、自宅まで回収に来てもらう訪問回収があります。訪問回収は、不要な小物家電の回収のみの場合、別途出張費2,200円が必要となりますが、配達員が商品を届けた際に、不要な小物家電を回収してもらう場合は出張費はかかりません。
参照元:ヨドバシカメラ「小物家電リサイクル回収」
ノジマでは、新しい電子レンジへ買い替えると、いらなくなった電子レンジを有料で、下取りしてもらえます。
ではノジマの下取り条件と費用を確認しましょう。
注文画面で「下取り」を選択する。
伝票が届いたら、下取りに出す品を梱包して伝票をつけて、購入した商品が届くのを待つ。
購入した商品が届くのと同時に、下取り品を配送業者に渡せば完了です。
注文完了後に下取りのみを申し込む場合は、ノジマオンラインで売っている「レンジ下取り」2,000円(税込)を購入して、新しく買った商品が到着してから2週間以内に下取り品を梱包して、伝票をつけて配送業者へ引き渡しましょう。
参照元:ノジマオンライン「下取りサービス」
ジャパネットでは、「引き取り無料」「下取りあり」の表記がある商品を購入する場合、壊れていたり、古かったり、どんな状態の電子レンジでも下取り・引き取りしています。
「引き取り無料」「下取りあり」の表記がある商品の例を紹介します。
このように商品画像に下取りの表記があれば、壊れていても、保証書がなくても、持っている電子レンジの状態に関わらず表記されている値段で下取りしてもらえます。
「引き取り条件と費用」
下取りの表記がある電子レンジを購入する
引き取ってもらう電子レンジを、自前で用意した箱に事前梱包します。
購入した商品が届くのと同時に、下取りしてもらう電子レンジを配送業者に渡せば完了です。
参照元:ヤマダ電機
Johshin(ジョーシン)では、不要になった電子レンジを含む小型家電のリサイクルを行っており、店舗に電子レンジを持って行って、引き取ってもらう方法と、電子レンジを段ボール箱に詰めて送る方法があります。
詳しい条件とかかる費用を確認しましょう。
引き取り方法は、自分で電子レンジを店舗に持ち込むか、店舗にて配達が必要な商品を購入して、商品の配達と同時に引き取ってもらう方法があります。
「注意事項」
商品配達時の引き取りは、事前のお申込みが必要となり、回収運搬料金が別途必要となる場合があります。
「引き取り条件と費用」
電子レンジを含む小型家電リサイクル引取を実施していない店舗は、米沢店、佐渡店、長野インター店、山形嶋店、敦賀店、安城桜井店、メグリア本店、メグリア藤岡店、豊岡店、御坊店、田辺店、とくしま店、なると店、JoshinWebになります。
参照元:Johshin
ジョーシンでは、不要になった電子レンジを含む小型家電を段ボール箱に詰めて送るだけの宅配便リサイクルというサービスも行っており、対象品目は400点以上となっています。
このサービスの素晴らしい点は、対象品目が壊れていても、古くても、動かなくても回収してくれて、最短で翌日に回収に来てもらえる点と、対象品目を段ボール1箱に詰められるだけ詰められるという点です。
対象品目の中にはもちろん電子レンジだけでなく、オーブンレンジも対象品目となっています。
「宅配便リサイクルの利用条件」
あとは指定した回収日時に佐川急便が来るのを待つだけです。
参照元:ヤマダ電機
もしあなたがいま処分したいと思っている電子レンジを購入した時の値段が高価なものだったら、お金をかけて処分するより、どこかで買い取ってもらう方が効率的で、収益にもなるので、お得だと思いませんか?
高く買い取ってもらうには重要なポイントがあって、それは「交渉力」というものです。
自分が売りたいと思っている電子レンジをこの価格でなら売ってもいいと心に決め、買取業者に交渉していくという方法です。
例えば、複数の買取業者に電子レンジの査定を頼んでみて、自分が売りたい金額を提示してくれた業者に決めるのもいいでしょう。
この方法は電子レンジを高く売る場合だけでなく、格安で電子レンジを購入するときにも通用する方法で、ヤマダ電機では定額買取というのがあるが、下取り条件がいくつかあって、それに当てはまっていないと下取りしてくれないが、~円以上で買い取ってくれるなら売りたいといった交渉をすれば、下取り条件を満たしていなくても買い取ってもらえる可能性があるので、上手く交渉することが大事です。
「ヤマダ電機の下取り条件」
ヤマダ電機の下取りだけでなく、リサイクルショップやネットオークション、フリマアプリなど売れる場所は様々あるので、複数の買取業者に査定してもらって、上手く交渉して、自分の納得できる金額で電子レンジを売って処分しましょう。
ヤマダ電機で買取・回収してもらう | 最大2,000円で買取、1,000円で回収 |
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ケーズデンキの引き取り | 2,200円 |
エディオンでリサイクル | 550円 |
ビックカメラの買い替え無料下取り・リサイクル | 5,500円以上の購入で無料下取り、1,958円 |
ヨドバシのリサイクル回収 | 550円~4,400円 |
ノジマの買い替え下取り | 2,000円 |
ジャパネットの買い替え下取り | 対象商品の購入で、3,000円~5,000円で下取り |
ジョーシンの引き取り・リサイクル | 550円で引き取り、1,958円でリサイクル |
不用品回収例
など、様々な不用品処分に
ご活用いただけます。